新型コロナの中国経済への影響、第2四半期に緩和へ=国家統計局
[北京 16日 ロイター] – 中国国家統計局は16日、新型コロナウイルスの感染拡大について、中国経済への影響は第2・四半期に緩和するとの見通しを示した。
経済の改善に伴い、雇用への圧力も和らぐとしている。
国家統計局の報道官は、通年の経済成長目標達成に依然として自信を持っていると発言。中国経済は3月に大幅な改善を示すとの見通しを示した。
最新公式統計によると、2月の全国の調査失業率は6.2%に悪化。昨年12月は5.2%だった。
国家統計局が16日に発表した1─2月の鉱工業生産は30年ぶりの大幅なマイナスを記録した。新型コロナウイルスの影響が鮮明に表れた。