三越伊勢丹HD、中国・天津で商業施設を開発、現地企業と合弁で

ダイヤモンド・リテイルメディア 流通マーケティング局
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杉江俊彦社長と現地のキーマン
杉江俊彦社長が出席し、合弁会社設立の調印式を行った

 三越伊勢丹ホールディングス(HD)は10月17日、中国・天津で新たな商業施設を開発すると発表した。現地企業と合弁会社を設立し、延床面積約10万平方メートルの大型ショッピングセンター(SC)を運営する。

 天津市内にあるマンションやオフィスなどの複合施設「天津仁恒置地広場」内に美容や食、ファッション、ライフスタイルを提案するSCを開設する。2020年末に第1期部分、21年末に第2期部分をオープンする予定。

 SCの開発に向けて今年12月、現地企業の仁恒置地投資管理(上海市)と合弁会社「仁恒伊勢丹商業」(天津市)を設立する。資本金は4億元(約60億円)で、三越伊勢丹HD子会社の天津伊勢丹が49%を出資する。

 三越伊勢丹HDは中国では上海、天津、成都で百貨店を運営している。天津伊勢丹は1993年から百貨店を営業しており、現地で培ったノウハウを新SCの運営に生かす。

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