青山商、3月既存店売上高18.7%増 前年の反動や高価格スーツ好調
[東京 7日 ロイター] – 青山商事は7日、3月の既存店売上高が前年比18.7%増加したと発表した。客数も15.8%、客単価も2.5%増えた。既存店売上高が前年実績を上回るのは2019年9月以来。
新型コロナの影響で昨年3月は入学式・入社式関連の需要が大幅に落ち込んだが、今年は感染対策を講じた上で実施するケースが増えて需要が復調したほか、「比較的高価格のスーツの構成比が上がった」(総合企画部)面もあるとしている。
青山商の既存店売上高は店舗休業などの影響もあり、昨年4月に前年比で約7割落ち込むなど新型コロナの影響を大きく受けてきている。