串カツ田中、通期営業利益予想は2.8億円 新規出店で売上増見込む
[東京 15日 ロイター] – 串カツ田中ホールディングスは15日、2021年11月期の連結営業利益が2億8000万円(前期は4000万円の赤字)となる見通しを発表した。
新規出店によって、通期の売上高は前期比28.6%増の112億円を見込み、経常利益は同28.4%増の3億8000万円、純利益は5000万円の黒字(前期は約2億円の赤字)を予想する。
上期は営業損益ゼロを予想するが、第1四半期以降徐々に回復していくと想定している。同社は、緊急事態宣言が再発令された地域にある108の直営店を1月8日から臨時休業しており、第1四半期の既存店売上高は新型コロナウイルス禍以前と比べ60%程度で推移するとみている。
同時に発表した20年11月期の連結業績は、純損益が1億9900万の赤字(19年11月期は4億5500万の黒字)、営業損益が4000万円の赤字(同6億円の黒字)だった。新型コロナ感染拡大に伴う直営店などでの臨時休業が響いた。