[東京 9日 ロイター] – オンワードホールディングスは9日、2021年2月期は85億円の純損失になりそうだと発表した。赤字幅は前年同期の521億円から縮小する。同社は今年度の業績予想を発表していなかった。
この先も新型コロナウイルス感染拡大の影響は残るものの、徐々に軽減していくと想定。仕入れの抑制や不採算店舗の廃止などで販管費を圧縮する。
下期は黒字転換を見込み、純利益66億円を予想する。期末配当は1株12円と、昨年同期の24円から減配となる。
通期の営業損益見通しは89億円の赤字。前年同期の30億円から赤字幅が膨らむ。