ユニクロ、5月の既存店は18.1%減、3カ月連続のマイナス

ダイヤモンド・リテイルメディア 流通マーケティング局
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 6月2日、ファーストリテイリングは、5月の国内ユニクロの既存店売上高が前年比18.1%減少したと発表した。写真は都内で2017年3月撮影(2020年 ロイター/Issei Kato)

 ファーストリテイリングが発表した国内ユニクロ事業の5月の売上高は、既存店ベースで前年同月比18.1%減だった。新型コロナウイルス感染拡大に伴って、約2割の店舗が臨時休業していたことから大幅な減収となった。

 既存店の減収は3カ月連続だが、3月の27.8%減、4月の56.5%減に比べると減少幅は縮小した。既存店ベースの客数は31.3%減だった。販促セールを行わなかったことも客数に影響したが、客単価は19.1%増加した。

 既存店売上高にはEC(インターネット通販)を含むが、ECの販売は前年を大幅に上回り、好調に推移しているという。

 5月は最大で311店舗を臨時休業、354店舗で営業時間を短縮していたが、5月末の臨時休業店舗は46店舗まで減少した。国内ユニクロの店舗数は5月末時点で767店舗(直営のみ、フランチャイズ店は46店舗)となっている。

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