3月決算売上高前年比速報 コメリ0.7%増、LIXILビバ4.2%増、ナフコ2.5%減
月次業績を発表する主要ホームセンターのうち、3月に期末を迎えた企業の、売上高前年比の速報が発表された。
発表によると、コメリの全店売上高は0.7%増と微増となった。業態別ではパワーが9.2%増と大きく貢献したが、旧ホームセンターが1.8%減、旧ハード&グリーンが2.3%減と全体を押し下げたかたちだ。既存店ベースでは全体で1.1%減だった。
LIXILビバは全店ベースで4.2%増。既存店ベースでは1.3%減だった。既存店では苦戦をしたが、2019年3月期にオープンした田無芝久保店(18年5月)、佐賀店(同7月)、磐田店(同11月)、岡垣店(同11月)、東久留米店(19年2月)、豊島5丁目店(同3月)の業績が通年で貢献した。
また、20年3月期に、四日市泊店(19年4月)、志摩店(同5月)、小田原国府津店(同9月)、大木店(同10月)、ビバモール本庄(同12月)、今年に入ってからもビバモール甲斐敷島(20年 2月)、ビバモール東松山(同 3月)と、積極的に新店を出店したことが功を奏した。なお、同社の売上速報は、ホームセンター事業の売上高のみで、リフォーム事業、デベロッパー事業などの売上は含まれない。
ナフコは全店ベースで2.5%減、既存店ベースでは2.2%減と減収だった。