ユニクロ、11月の既存店売上高は5.5%減、3ヵ月連続のマイナス

ダイヤモンド・リテイルメディア 流通マーケティング局
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ユニクロ銀座店の様子
国内ユニクロ事業の11月の売上高は、既存店ベースで前年同月比5.5%減となり、3ヵ月連続で前年実績を下回った。 写真は都内で2017年1月撮影(2019年 ロイター/Kim Kyung Hoon)

 ファーストリテイリングが発表した国内ユニクロ事業の11月の売上高(インターネット通販を含む)は、既存店ベースで前年同月比5.5%減となり、3ヵ月連続で前年実績を下回った。

 上旬は増収だったものの、下旬に実施した大型セール「感謝祭」の期間中に気温が高かったことから、防寒衣料の販売が苦戦した。客数は3.3%減、客単価は2.3%減だった。

 そのほかのカジュアル衣料専門店の11月の既存店売上高は、しまむらの「ファッションセンターしまむら」が1.3%減で3ヵ月連続のマイナス。ライトオンは14.6%減で6ヵ月連続のマイナス。「グローバルワーク」などのブランドを展開するアダストリアは、0.7%減で2ヵ月連続のマイナスとなった。

 一方、ワークマンは24.1%増と好調を維持した。防寒着や防水・防寒のプライベートブランド衣料の売れ行きがよかった。

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