[東京 27日 ロイター] – 総務省によると9月の東京都区部消費者物価指数(生鮮食品を除く、コアCPI)は101.4となり、前年同月比0.5%上昇した。ロイターが集計した民間予測の0.6%上昇を下回る結果となった。上昇率は8月の0.7%から縮小し、2018年5月以来、1年4カ月ぶりの低い伸びとなった。
原燃料費の下落がタイムラグを伴って影響したことが、伸び率の縮小につながった。
前年同月比で上昇に寄与したのは生鮮食品を除く食料や教養・娯楽費などで、食料ではアイスクリームが前年同月比7.8%上昇した。
一方、下落に寄与したのは交通・通信費などで、携帯電話の通信料は前年同月比5.2%低下した。
総合指数は前年比0.4%上昇。生鮮食品およびエネルギーを除く総合指数は前年比0.6%上昇だった。