ユニクロ、3月の既存店売上高は4.5%増、春物の立ち上がりが好調
ファーストリテイリングが発表した国内ユニクロ事業の3月の売上高(ダイレクト販売を含む)は、既存店ベースで前年同月比4.5%増と2ヵ月連続で前年実績を上回った。
天候にも恵まれ春物商品の立ち上がりが好調だった。客単価は5.1%減と3ヵ月連続のマイナスだったが、客数は10.1%増と2ケタの伸びだった。
そのほかのカジュアル衣料専門店の3月の既存店売上高は、しまむらの「ファッションセンターしまむら」は春物が好調だったものの、冬物の値下げ処分の増加で単価が下落し、2.3%減で11ヵ月連続のマイナス。
ライトオンは客数の減少が響いて0.9%減と2ヵ月連続のマイナス。「ローリーズファーム」などを展開するアダストリアは、ブランド横断の販促キャンペーンを展開したトレンチコートなど軽アウターを中心にワンピース、スカートなどが好調で、8.2%増と2ヵ月連続のプラスだった。