週刊コンビニエンスストアニュース ファミマがサステナブルなカトラリーセットなどを発売

ダイヤモンド・チェーンストア編集部 (株式会社ダイヤモンド・リテイルメディア)
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 ファミリーマートは12月1日、地球環境に対する取り組み「コンビニエンスウェア ブルーグリーン」プロジェクトの第1弾を発表した。「スプーンとフォークとはし」「組み立てスプーンとフォークとはし」「ベントーバッグ」「開いて洗えるストロー」など、環境配慮素材を使用した4商品を12月6日から発売する。
 サステナブルなファッション・フード・暮らしが徐々に浸透するなか、各企業の「持続を可能にさせる」努力と工夫に注目が集まる(11月29日~12月5日のニュースをまとめました)。

ファミリーマートの外観3

セブン-イレブン・ジャパン
省エネ体制づくりで東京都が表彰

 セブン-イレブン・ジャパンは11月30日、東京都が設置する「HTT・ゼロエミッション推進協議会」で、加盟店と本部の連携した省エネ体制づくりが優良な取り組み事例として選定され、表彰されたことを発表した。

 今夏の省エネ対策で、各店舗での「省エネリーダー」選任の推奨や、店舗設備の省エネ効果を確認できる従業員向け啓発動画の配信、店舗経営相談員による「省エネアプリ」を活用したカウンセリングなど、加盟店と本部が一体となった取り組みを展開した。この取り組みが、「夏のHTT推進期間」(7月1日~9月30日)の優良な事例として選定されたかたちだ。

「ボーイスカウト日本連盟創立100周年記念式典」で特別表彰

 セブン-イレブン記念財団は11月26日に、「ボーイスカウト日本連盟創立100周年記念式典」で特別表彰を受けた。1994年から連盟とパートナーシップ協定を結び、毎年9月には全国一斉環境美化活動「スカウトの日」を中心に取り組みを展開。今年は100周年記念事業の環境保全活動「プラごみバスターズ大作戦」に協賛し、全国各地の清掃活動を地域や子ども達とともに実施した。

ファミリーマート
新食感スイーツの「ダックワーズサンド」と「スフレケーキ」

 ファミリーマートは、11月29日に「ダックワーズサンド チョコ」と「スフレケーキ チーズ」(各税込228円)を発売した。メレンゲを生地に手作業で混ぜ合わせることで、気泡をつぶさずにふんわりとした食感を実現した。

 「ダックワーズサンド チョコ」は「サクッふわ食感」にこだわったサンドスイーツで、香ばしいナッツの風味が楽しめる生地で濃厚な生チョコとチョコクリーム、アーモンドをサンドした。「スフレケーキ チーズ」は、「スフレ・プリン」で人気のスフレを進化させた商品で、「ふわしゅわ食感」はそのままに、チーズクリームを真ん中に入れることで、より濃厚なチーズ感を楽しめるように仕上げた。

愛知大学豊橋キャンパスに無人決済店舗をオープン

 12月6日には、TOUCH TO GOが開発した無人決済システムを導入した実用化店舗「ファミリーマート愛知大学豊橋キャンパス/S店」(愛知県豊橋市)を、愛知大学豊橋キャンパス内にオープンする。東海地方および大学施設への無人決済店舗の出店は初めて。

 天井に設置したカメラなどの情報から、入店した顧客と手に取った商品をリアルタイムに認識。出口付近に設置された決済端末のディスプレイに購入商品と合計金額が自動で表示される。バーコード決済、交通系電子マネー、クレジット、現金で支払いが可能だ。

「コンビニエンスウェア」から冬の新商品

 また、12月2日には、発売から累計販売数150万枚を突破した「ボクサーパンツ」(税込720円)と、「はっ水折りたたみ傘」(同2189円)の新色に加え、初の柄物ソックス「アーガイルソックス」(同429円)を6日から順次発売することを発表した。

ローソン
<関東甲信越地区>「ご当地クリームドーナツ」シリーズの第一弾

 ローソンは11月29日、「ご当地クリームドーナツ」シリーズの第一弾を発売する。神奈川県小田原市産みかんのジュース入りゼリーを使用した「クリームドーナツ(小田原市産みかん入りクリーム)」、茨城県産紅天使さつまいものペースト入りあん使用のクリームを入れ込んだ「クリームドーナツ(紅天使クリーム)」(各税込138円)をラインアップした。

<北海道>室蘭市初の「HOKKAIDO WOOD BUILDING」登録店舗

 12月1日には店舗外装や内装仕上げ材に北海道産の木材を使用した、室蘭市初の「HOKKAIDO WOOD BUILDING」登録店舗「室蘭中島町二丁目店」(室蘭市中島町)を、12月1日にリニューアルオープンした。登録店舗は「札幌新発寒1条店」、「函館梁川公園通店」に続いて3店舗目となる。

「HOKKAIDO WOOD BUILDING」は、北海道産木材を使用した建築物を登録し、施設内に木製の登録証を掲示することなどを通じ、道産木材製品の魅力を広く発信する。認知度の向上を図り、建築物の木造化、木質化を推進することで利用拡大をめざす制度だ。

<中部地区>石川県の「とり野菜みそ」を使った2品

 12月6日には、石川県で親しまれている調理みそ「とり野菜みそ」を使った、「とり野菜みそうどん」(税込559円)と「とり野菜みそスープ」(同451円)を中部地区の店舗で発売。また、「とり野菜みそ」に合う味わいに仕上げたビール「とり野菜みそによく合うビール」(350㎖、同398円)も発売する。

ミニストップ
定番シュークリームを大幅リニューアル

 ミニストップは11月29日に、濃厚な2種類のクリームを使用した「2層仕立ての濃厚カスタードシュークリーム」(税抜148円)を発売。銅釜でなめらかに炊き上げた本格的なカスタードクリームを、厚みのある香ばしいシュー生地にたっぷり詰め込んだ。下の層は、カスタードにバニラビーンズを加えた濃厚なカスタード、上の層はカスタードに北海道純生クリームとバニラビーンズを加え、軽さのあるカスタードクリームにした。

ボリューム満点の「照り焼きチキンパオ」

 12月2日には、格闘家の那須川天心選手がプロデュースした「照り焼きチキンパオ」(税抜269円)を発売。台湾で親しまれている「割包(カーパオ)」をアレンジした商品で、照り焼き味のサラダチキンを甘めに仕上げたパオで包んだ。

記事執筆者

ダイヤモンド・チェーンストア編集部 / 株式会社ダイヤモンド・リテイルメディア

ダイヤモンド・チェーンストア編集部は、業界をリードする提案型編集方針を掲げ、小売業の未来を読者と共に創造します。私たちは単なるニュース伝達に留まらず、革新的なビジネスモデルやトレンドを積極的に取り上げ、業界全体に先駆けて解説することを使命としています。毎号、経営のトップランナーへの深掘りインタビューを通じて、その思考や戦略を読者に紹介します。新しくオープンする店舗やリニューアルされた店舗の最新情報を、速報性と詳細な分析で提供し、読者が他では得られない洞察を手に入れられるよう努めています。私たちの鋭い市場分析と、現場の細部にわたる観察を通じて、注目すべき店舗運営の秘訣を明らかにします。

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