週刊コンビニエンスストアニュース ファミマ、5店舗目となる無人決済システム店舗をオープン
ファミリーマートは4月30日、TOUCH TO GO(東京都)が開発した無人決済システムを活用した5店目の店舗「八洋LP北柏/S店」(千葉県柏市)をオープンした。物流施設内への出店で、設置されたカメラなどの情報から入店した利用客と手に取った商品をリアルタイムに認識。出口付近に設置された端末のディスプレイで決済する。ファミペイを含むバーコード決済、交通系電子マネー、クレジット、現金で支払いを行う。(4月26日~5月2日のニュースをまとめました)。
セブン-イレブン・ジャパン
駅コンビニにペットボトル回収機を設置
セブン-イレブンは小田急線湘南台駅構内の「小田急マルシェ湘南台店」にペットボトル回収機を新たに設置。4月25日から稼働を開始した。神奈川県藤沢市、小田急電鉄、小田急商事とともに進める協同事業で、ペットボトル回収機の認知向上と藤沢市の資源循環を推進していく。
4月27日には、宮崎県産の食材を使用したおにぎり・チルド弁当・惣菜・スイーツの4品を、県内の店舗で発売。1996年に宮崎県に初出店し、今回は200店舗突破を記念して行った企画。商品には、県を代表する豚肉ブランド「宮崎ブランドポーク」や、「宮崎県産黒毛和牛」を使用した。
発売したのは、「厳選米おむすび 宮崎ブランドポークの炭火焼肉」(税抜160円)、「濃厚ビーフカレー 宮崎県産黒毛和牛使用」(同650円)、「宮崎県産ピーマン使用 やみつきツナピーマン」(同250円)、「宮崎紅使用 お芋のくりーむっち」(同220円)
ファミリーマート
各種料金支払いでFamiPayボーナス特別還元
ファミリーマートは4月26日、コーヒーマシンのミルクでつくる「FAMIMA CAFÉ」のフラッペシリーズから、有楽製菓とコラボした「黒いブラックサンダーチョコレートフラッペ」と「白いブラックサンダークッキーバニラフラッペ」(いずれも税込320円)の2種類を発売。有楽製菓の人気チョコバー「ブラックサンダー」の“ザクザク”食感を、フラッペで再現した。
また、4月26日からはおむすびの新シリーズとして「具だくさん!おむすび」の展開を開始した。第1弾は「明太子と漬けサーモン」(税込160円)と「かき揚げ」(同158円)の2種類で、おむすびの具材をごはんから見えるように仕立て、見た目もおいしさを感じられるようにした。「ごちむすび」シリーズに続き“定番おむすび”をめざす。
さらに5月1日から6月30日まで、ファミマのアプリ「ファミペイ」を提示し、自動車税などの税金、公共料金、通販代金などの各種料金を支払うと、総額1000万円相当のFamiPayボーナスが当たる「コンビニ払いもファミペイがお得!FamiPayボーナス還元キャンペーン」を実施する。
ローソン
5月から「無印良品」を本格展開
ローソンは5月2日からローソン店舗への「無印良品」の本格導入を開始する。約半年間で関東甲信越地区の約5000店舗に導入し、2023年中に全店での展開を予定。化粧水、文具、靴下、レトルトカレー、菓子など約200アイテムを品揃えするが、店舗の立地や利用客の要望に合わせ、商品ラインナップの拡充についても検討していく。ローソンと良品計画は、2020年6月から「無印良品」を導入した実験を、東京都、千葉県、埼玉県の約110店舗で行ってきた。
5月10日からは、地域の特産品をクリームに使用した「ご当地クリームシュー」シリーズの商品を発売。第1弾となる商品は、長野県産りんごの果汁入りソースを配合したクリーム使用の「ツインシュー(りんごクリーム&ホイップ)(長野県産りんご)」(税込167円)。6月には第2弾の山梨県産「シャインマスカット」、7月には第3弾の神奈川県が開発した柑橘の「湘南ゴールド」を使用した商品の発売を予定している。
さらに5月10日から全国の店舗で、沖縄県にちなんだ商品を順次発売する「沖縄フェア」を開催する。沖縄県の本土復帰50周年、沖縄県出店25周年を記念した企画で、からあげクン、おにぎり、調理パン、サラダ、調理麺、ベーカリー、アイスなど13品を発売する。
ミニストップ
不二家とコラボした「もっと大きなカントリーマアム」
ミニストップが昨年発売した、不二家とのコラボによる、通常商品の重量比で約5倍の「大きなカントリーマアム」が好評だったことを受け、今回発売の「もっと大きなカントリーマアム」(税抜160円)では約7倍とした。1枚で満足できるボリューム感を持ち、バニラのやさしい甘さが十分伝わってくる商品。4月24日発売。
4月29日からは、韓国や東京・新大久保で人気の「チュロドッグ」をイメージして開発した商品を発売。ジューシーなソーセージをサクサクな生地で包み、ザクザク砂糖をまぶした新感覚のスナック。4月29日の発売で税抜202円。