1月全国百貨店売上高は前年比15.6%増、4カ月連続プラス

ロイター(ロイター・ジャパン)
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東京・銀座
日本百貨店協会が24日発表した1月の全国百貨店売上高は、店舗数調整後で前年比15.6%増の3751億円と、4か月連続プラスになった。資料写真、2017年7月、東京・銀座で撮影(2022年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)

[東京 24日 ロイター] – 日本百貨店協会が24日発表した1月の全国百貨店売上高は、店舗数調整後で前年比15.6%増の3751億円と、4か月連続プラスになった。

1月の前半までは、前年の緊急事態宣言による時短営業などの反動に加え、増勢が続く高額品や気温低下による冬物衣料などの伸びが全体の売り上げをけん引した。しかし、月の後半からは新変異株の感染急拡大でまん延防止等重点措置が34都道府県に適用され、外出自粛ムードが強まったことで、入店客数は急速に減少傾向へ転じた。

商品別にみると、ラグジュアリーブランド、時計、宝飾品など高額商材の伸びが続いており、身の回り品が同29.2%増、美術・宝飾・貴金属が同33.4%増となった。主力の衣料品も同18.4%増。コート・ジャケットなど重衣料を中心に動きがみられた。

調査対象の百貨店は73社・189店舗。

東京地区は同23.9%増と、5カ月連続プラスとなった。

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