冷凍食品は「安くて手軽」から「リッチな気分が味わえる」へ
冷凍食品の売場事例
好調を持続してきた冷凍食品カテゴリーでは、各社が売場の拡大や品揃えの強化を図っている。価格訴求はもちろん、機能性や味・品質にこだわった商品、地域商品や外食メニューなど、テーマを持ったコーナー展開も活発化している。最近の新店から、冷凍食品の売場事例を紹介する(※写真・記事は、取材時のものをベースにしているため現状とは異なる場合があります)。
サミットストアららテラスHARUMI FLAG店(東京都中央区/2024年2月オープン)
エンドで宇都宮餃子とオリジナル商品の冷凍たこ焼きを展開。のぼりで注目度を高める
ヤオコー武蔵浦和店(さいたま市南区/2024年5月オープン)
定番のNB商品と併せて、味にこだわった海外メニューを展開。ニョッキやラザニア、フォアグラパテなどを揃える
イオンフードスタイル向ヶ丘店(川崎市多摩区/2024年4月オープン)
鮮魚や総菜部門の商品を自社で冷凍して提供する「冷凍dai革命」商品をラインアップ。すぐに食べられる手軽さを訴求する
ライフソコラ所沢店(埼玉県所沢市/2024年4月オープン)
各地方のご当地メニューをコーナー化。「九州味巡り」「北海道味巡り」などの表示を掲げてアピールする
平和堂日進香久山店(愛知県日進市/ 2024年4月オープン)
出店地域の名物メニューや外食店メニューを集約してコーナー展開。地域需要への対応を図る
ヨークベニマルいわき平店(福島県いわき市/2024年2月オープン)
トレンドとして定着してきた韓国メニューを冷凍食品の平台でコーナー展開する
原信白根店(新潟市南区/2023年11月オープン)
味や品質にこだわった高級感のある冷凍スイーツを展開。商品の特徴をPOPで訴求する
フレッセイ沼田栄町店(群馬県沼田市/2023年10月オープン)
地元の名物、外食店のメニューを集約して展開。「群馬うまいもの」のPOPを掲示して注目度を高める