「ストア・オブ・ザ・イヤー」2位選出! マミーマート岩崎社長が語る“食品小売の転換期“
台頭するディスカウント……転換する食品小売業界
──マミーマートの総菜・弁当がメディアでも話題になっています。
岩崎 「お弁当・総菜大賞2024」では12年連続で、11カテゴリすべての部門で入賞することができ、多くのメディアで紹介いただくなど大きな反響があった。社外の方から商品を認めていただけることは社員にとって誇りになる。同時に、多くの方々から注目されているぶん、さらに商品の磨き込みを進めなければならない。品質などの改善は継続して進めている。

──25年10月には持ち株会社制への移行も計画しています。関東の商勢圏の中で、マミーマートとして今後どのように成長をめざしますか。
岩崎 最近の各社の動向を見ると、食品小売業は完全に転換期にあると考えている。国内食品小売の中心では、大手企業同士の戦いに加え、ディスカウントストア(DS)が台頭している。埼玉県内でも強い食品スーパーは多い。そこにプラスでDSとも戦っていくとなれば、よりハードな状況になっていくだろう。
出店コストを考えれば、ただやみくもに店舗数を増やしていくのではなく、店舗ごとに安定して利益が出せる状態を維持できることが最重要だと考えている。ただ規模を追求するのではなく、慎重さを持って出店を進めていきたい。







今期3店舗目の新規出店 「生鮮TOPスーパービバホーム鴻巣店」の売場を解説


