「ストア・オブ・ザ・イヤー」2位選出! マミーマート岩崎社長が語る“食品小売の転換期“
主力2フォーマットの出店拡大を進める
──25年度も継続して新規出店・改装を進めています。生鮮特化型のディスカウントフォーマット「生鮮市場TOP!」についてはいかがですか。
岩崎 栃木県の鹿沼市、宇都宮市にそれぞれ、「生鮮市場TOP足利店」(栃木県足利市)以来となる出店を予定している。北関東の地域は、人口や食生活などでまた違った環境になってくるため不安もあるが、とくに栃木県の中心部である宇都宮エリアへの出店は、われわれにとって大事なチャレンジだ。実際に開店してから、どれだけ店舗をブラッシュアップしていけるかが重要だと考えている。

──もう一つの小商圏型ディスカウントフォーマット「マミープラス」はいかがですか。
岩崎 5月10日に「マミープラス武蔵浦和店」がオープンしました。同店は売場が横長かつ、高架下の店舗ということで、今までのマミープラスと比べると特殊な売場づくりを必要とした。今回の武蔵浦和店が成功することで、今後の出店地の選択肢が大きく広がると考えている。足元に人口が密集した地域での出店を基本方針としているマミープラスにおいて、出店余地が広がることは大きな武器となる。
──人材の教育についてはいかがですか。
岩崎 出店を再開し、年間約10店舗ペースで進めていくとすると、人材の育成スピードは上げていかなければいけない。採用から店長になるまでのスピード感をよりあげていくために、教育の部分以上に、業務範囲の狭小化を進めている。
現場のヒトに対してはヒトがマネジメントしていく必要がある。それ以外の雑務については、業務改革によって本部に集約するなど、店長がストレスなく店舗運営できるような仕組みづくりに取り組んでいる。







今期3店舗目の新規出店 「生鮮TOPスーパービバホーム鴻巣店」の売場を解説


