[ニューヨーク 13日 ロイター] – 米老舗高級百貨店バーニーズ・ニューヨークが連邦破産法の適用申請を含む選択肢を検討していると、複数の関係者が13日明らかにした。
同社は高い賃料の支払いで利益が圧迫されているほか、顧客の好みの変化への対応にも苦慮してきた。
関係者の1人によると、バーニーズは法律事務所と協議中で、数週間以内に破産法の適用を申請する可能性があるという。
ただ、バーニーズは破産法の適用を申請するかどうかの最終決定は下しておらず、賃料の見直しなど他の選択肢も検討しているという。
同社は声明で「バーニーズ・ニューヨークが最優先するのは引き続き顧客であり、顧客が期待する卓越したサービス・製品・経験を提供することに努める」と表明。
「経営陣は財務を強化し、持続可能かつ長期的な成長を確実にするための機会を検討している」とした。