ファストリ、プラ製買物袋を紙製に切り替え、9月から海外含む3500店舗で
ファーストリテーリングは7月3日、プラスチック製ショッピングバッグ（買物袋）を9月から順次、紙製に切り替えると発表した。商品包装材もプラスチック製から代替素材に切り替え、2020年中をめどにグループ全体で店頭で使うプラスチックの85％に当たる約7800トンを削減することを目指す。
海外を含むグループ3500店舗を対象に、FSC認証（森林認証）を受けた紙、または再生紙を使った紙製買物袋に切り替える。「ユニクロ」と「ジーユー」では欧州、北米など海外16ヵ国・地域で19年9月から、国内では20年1月14日から紙製買物袋を1枚10円（税別）に有料化し、エコバッグの利用を促す。国内外のユニクロ、ジーユー全店で19年9月からオリジナルエコバッグの販売を始める。
商品包装材については、19年秋冬シーズンからユニクロのルームシューズなど一部商品でプラスチック製の使用を中止。「ヒートテック」や「エアリズム」など肌着類についても19年夏から代替素材への切り替えを検証する。
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