販売員が年収1000万円超を目指せる!EC売上500億円超のベイクルーズが店舗接客を重視する理由

2022/03/10 05:55
    久保佳那
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    「ベイスター」を目指すことが、販売スタッフの目標に

    スタイリング
    阿部氏のスタイリング

     2021年前期、ベイクルーズ全社の個人売上1位を記録した「Deuxieme Classe(ドゥーズィエム クラス)」有楽町店の阿部栞氏は、ベイスターに認定された一人だ。  

     「ベイスターになることを目指して、日々頑張ってきた。一定の売上を達成するとエントリー資格があるという通知がくる。1度めは落ちてしまったが、2度めに受かり、その後は2年連続でベイスターになることができている」。

     ベイスターになって良かった点について尋ねると、「接客において自分が大切にしてきたこと、毎回お客さまに伝えていることなど、これまでの行動を改めて振り返って、自分の販売スタイルを深掘りするきっかけになった」と話す。また、「普段は関われない、ベイクルーズ グループのほかのブランドの販売スタッフとも交流し情報交換ができることで、接客スキルが上がったと感じている。自分の販売スタイルや事例を発信したり、後輩にロープレなどで指導する機会も増えている」と言う。

     菅氏によると、ベイスターには非常に個性的なスタッフが選ばれているという。「ベイクルーズには接客マニュアルがない。型にはまった接客ではなく、自分の考えを持って接客をしているか、ブランドの垣根を越えて影響力を持ちたいという意欲はあるかなど、ベイスター制度は毎年新しい制度を作るかのように、選考内容を検討しアップデートしている」。優秀な販売人材を会社が見出し評価することで、販売員はパーソナルスタイリストのプロとして、接客に特化した新しいキャリアを描くことができる。

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