サッポロ、仙台工場にRTD製造設備を新設 既存設備の一部撤去

ロイター(ロイター・ジャパン)
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サッポロビールを注ぐウェイター
12月22日、サッポロホールディングスは、連結子会社のサッポロビール仙台工場に、購入後そのまま飲めるアルコール飲料(RTD)の製造設備を新設することを決定したと発表した。写真はサッポロビールを注ぐウェイター。2007年2月に札幌市で撮影。(2021年 ロイター/Toru Hanai)

[東京 22日 ロイター] – サッポロホールディングスは22日、連結子会社のサッポロビール仙台工場(宮城県名取市)に、購入後そのまま飲めるアルコール飲料(RTD)の製造設備を新設することを決定したと発表した。同工場のビールテイスト飲料の一部設備は撤去する。

既存設備の撤去にかかる費用約37億円のうち、約15億円を2021年12月期に計上するが、業績予想に一定程度織り込み済みだとしている。

RTDの製造設備投資は約36億円の予定だが、21年12月期の連結業績に与える影響はないという。新製造設備は23年10からの稼働を予定している。

サッポロHDは設備投資の目的について、成長分野であるRTD市場において、今後さらなる需要拡大に対応するためとしている。

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