育休ママが教える スマホから注文しやすい「コープデリ」のある特徴
Eコマースの成長により、購買チャンネルが豊富な現代。家庭を担う主婦(主夫)は、どこで何を買っているのだろうか? 買い物をのぞいてみると、いまの暮らし、価値観が見えてくる。今回は育休中のワーキングマザー。育休前からスマホで注文ができる生協やメルカリを活用して買い物をしているが、その選び方には理由があった。選ばれるEコマースのポイントとは?(文中の価格はすべて税抜き)
取材対象者のプロフィール
広告営業 あゆみさん(仮名・36才・女性)
お住まい:東京都杉並区在住
家族構成:夫(会社員35才)・長男(2才)・次男(0才)
リアル店舗環境:徒歩5分のところにドン・キホーテ(総合ディスカウントストア)、徒歩10分のところにサミット(SM)、自転車で10分のところにオオゼキ(SM)など。
私がT生協ではなく、コープデリの宅配を選んだ理由
6月に次男を出産し、現在は育児休業中です。育休前は忙しくて、平日に買い物へ行く時間がまったく取れませんでした。そこで、毎週水曜日に自宅まで届くコープデリをメーンに利用。週末に、コープデリで買い漏れたものを外のスーパーでまとめ買いする方法で乗り切っていました。育休中の今は時間があるので、これまであまり行けなかった近所のお店をいろいろ覗いて楽しんでいます。
月曜日、実家からジャガイモが届いたので、夕飯に肉じゃがをつくろうと材料を買いに「サミット」に行きました。サミットは2才の長男を預けている保育園に行く途中にあります。長男を預けたあと、「牛バラ切り落とし」(307円)、「徳用しらたき」(158円)などを買いました。
火曜日もやはり保育園に長男を送り届けたあと、「ドン・キホーテ」へ。ドン・キホーテは正直、「どうかな?」と敬遠していたのですが、行ってみたらすごく安くて、頻繁に行くようになりました(笑)。オリーヴオイルといか、砂糖とか、柔軟剤(ダウニー非濃縮タイプ 498円)とか、ナショナルブランドで品質が変わらないものは安いにこしたことがないので、ここで買っています。
水曜日は、コープデリが届くので買い物には行きませんでした。毎回頼んでいるのは、牛乳、たまご、ヨーグルト、麦茶、炭酸水、あと、最近長男が大好きなニンジンやクラッカーなど定番の商品を頼みます。また、魚料理が苦手なので、パウチされていて温めるだけに調理されている商品をよく買います。この日は「秋鮭南蛮漬け 180g」(380円)にニンジンとピーマンを足して夕飯にしました。
生協が届いた日のうちに、紙のカタログにざっと目を通しておきます。でも、実際に注文するのはスマホ上です。コープデリの何がいいって、スマホでWEBカタログを見ることができ、そこから注文できること。空き時間にカタログ上をポチポチしていけば注文したことになっていて、一週間後の木曜日の深夜に締め切られます。「カート」に入れて、「注文確定」のような2段階になっていないのも、自分に合っているなと思っています。カートに入れたまま、注文確定ボタンを押し忘れてしまいそうなので(苦笑)。
実は次男がまだお腹にいたころに、郵便局の前で勧誘のイベントをやっていて、オーガニック系の商品に強いT生協にも入りました。でも、T生協のスマホアプリではカタログが見られず、注文がしにくいので3カ月間で辞めてしまいました。もちろん、カタログに載っている商品と同じ内容が見られるのですが、カタログとはレイアウトが違って、一品一品見ていくのが大変だったのです。価格も少し高めに感じました。