三井不動産、2026年春、台湾台南のアウトレットを第2期増床オープン


三井アウトレットパーク 台南2期 外観イメージ
(画像:三井アウトレットパーク 台南2期 外観イメージ)
 三井不動産・ニュースリリースより

 三井不動産(東京都)は、プロジェクト会社「三南奧特萊斯股份有限公司」(台湾)を通じて推進してきた「三井アウトレットパーク 台南」(台南市)の第2期増床計画について、グランドオープンを2026年春に決定した。

 同施設は、新幹線駅「台南(たいなん)」駅および在来線駅「沙崙(シャロン)」駅の目の前に位置し、高速道路インターからも至近でアクセスが良好だ。2027年には駅と施設がブリッジで接続される予定で、駅から雨に濡れずに施設へアクセスできるようになる。周辺1km圏内では、2027年までにおよそ6,000世帯の増加が見込まれている。

 今回の第2期増床計画では、アウトレット店舗の拡充に加え、日常利用に便利な大型スーパーマーケット「LOPIA」や台湾初進出の日系ブランド「西松屋」、さらには飲食店舗が新たに出店する。新規で47店舗が開業し、第1期の189店舗と合わせ店舗数は236店舗となる。

 また、建物の屋上および平面駐車場部分には創エネを目的とした太陽光パネル(約1,000枚)を設置する。台湾南部特有の豊富な日射量を有効活用することで、環境負荷の低減に貢献する。生み出されたクリーン電力は、施設内で必要な電力使用量の約4割を賄う予定だ。

【物件概要】
所在地:台湾 台南市帰仁(キニン)区帰仁大道100号
交通アクセス:台湾縦貫高速道路インターから1.5km(車で約4分)/新幹線「台南」駅、在来線沙崙線「沙崙」駅近接
事業主体・運営管理:三南奥特莱斯股份有限公司
事業形態:アウトレットモール
敷地面積:約59,000m2
建物環境デザイン:ノンスケール株式会社
ランドスケープデザイン:有限会社アースケイプ
設計:原大聯合建築師事務所、九典聯合建築士事務所
施工:瑞助營造股份有限公司

三井アウトレットパーク 台南リニューアル概要
(表)三井不動産・ニュースリリースより

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