コメ平均価格3602円=7週連続下落、備蓄米販売で―農水省

農林水産省は14日、全国のスーパー約1000店舗で6月30日~7月6日に販売されたコメ5キロ当たりの平均価格が、前週より70円安い3602円だったと発表した。下落は7週連続。この1週間で随意契約を通じて1万1742トンの政府備蓄米が新たに販売され、平均価格を引き下げた。
ただ、平均価格の下落幅は、4週ぶりに100円を下回り、値下がりのペースがやや鈍化した。前年同時期(2327円)との比較では、約1.5倍の水準。
産地や品種が単一の「銘柄米」に限れば、前週比17円安の4273円と、価格への波及効果はさらに薄い。3月から約4カ月間、4000円を超える高値が続いている。
随意契約による備蓄米の販売数量は、6日までに累計で4万3685トンとなった。都道府県別の内訳では、大阪府が最も多い3914トン、次いで東京都が3619トンと、前週からそれぞれ約1000トン増えた。最も少ない累計販売数量は秋田県の23トンだった。





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