松坂屋名古屋店、「屋上遊園」を3月2日にリニューアルオープン

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　松坂屋名古屋店（愛知県）は3月2日、本館8階の「屋上遊園」をリニューアルオープンする。2024年5月から一時休園していたが、約9か月ぶりの再開となる。

　今回のリニューアルでは、従来から親しまれてきたレトロなコイン遊具に加え、新たにデザイン遊具やイベント広場を設置する。

　屋上遊園のデザインは、遊具の企画・製造などを手掛けるジャクエツ（福井県）が担当し、体力測定をモチーフにした成長を感じられる遊びの要素を各所に配置する。

　リニューアル後の屋上遊園では、既存の約60点のレトロなコイン遊具に、新たに製作されたデザイン遊具を含む10点の遊具が加わり、懐かしさと新しさを融合させた空間を提供する。さらに、人工芝を敷いた円形広場では、地域の飲食店とのコラボイベントや本館8階アートフロアとの連携イベントを開催予定だ。

　松坂屋名古屋店の屋上遊園は、1910年に「いとう呉服店」の屋上庭園として誕生し、100年以上にわたり形を変えながら進化を続けてきた。今回のリニューアルでは、全国的にも希少な百貨店の屋上遊園という文化的価値を継承しつつ、現代的な空間として地域住民に親しまれる場を目指す。

■屋上遊園の施設概要
施設名：「屋上遊園」
場所：松坂屋名古屋店 本館8階 ART HUB NAGOYA
面積：約700坪（約2300㎡）
遊具数：約70点（うち、レトロ遊具約60点、新規デザイン遊具10点）