大丸松坂屋百貨店
大丸松坂屋百貨店は、2010年に設立されたJ.フロント リテイリンググループの中核事業会社。大丸9店舗、松坂屋4店舗を中心に、全国に15店舗(分店・関連会社含む)の百貨店を運営しています。大丸松坂屋(単体)での売上高は百貨店業界第2位。
従来の消化仕入中心のビジネスモデルからの転換を急速に進め、大丸心斎橋店新本館では全体面積の約65%を定期賃貸借の売場で構成している。
また中期3カ年計画では「モノを売る場所」から、価値あるコンテンツを伝達する「オフライン上のメディア=リアル・メディア」と位置づけ、「人の力」を活用して、オンラインでもオフラインでも、商品だけにとどまらない新たな体験価値の提供をめざしている。
「売らない売場」=「ショールーミングスペース」としての「明日見世」の設置(大丸東京店)、ファッションのサブスクリプション事業「AnotherADdress(アナザーアドレス)」の開始などは、その一例だ。