〔海外決算〕米スタバ、既存店売上高7%減=米中不振で―7~9月期見通し
【ニューヨーク時事】米コーヒーチェーン大手スターバックスは22日、2024年7~9月期(第4四半期)の既存店売上高が前年同期比7%減になるとの見通しを発表した。主要市場の米中ともに業績が振るわないことが理由だ。
米メディアによると、コロナ禍以来の大きな落ち込みになるという。
売上高は3%減の91億ドル、調整後1株当たり利益は25%減の0.80ドルと予測した。既存店売上高は米国が6%減、中国が14%減の見込み。
同社株は時間外取引で一時4%近く下落した。
最高経営責任者(CEO)が最近交代したことも踏まえ、25年9月通期業績見通しの公表を先送りすることも明らかにした。