コープデリ、米の販売制限を発表 宅配は抽選、店舗は購入制限を導入
コープデリ生活協同組合連合会(埼玉県)は8月26日、米の販売について、宅配サービスでは注文を締め切った時点で「抽選」を実施し、店舗では「1家族様いずれか1点限り」と購入制限を設けると発表した。
同社では、2023年産米は猛暑の影響で在庫量が少ない中、2024年産の新米が出るまで在庫の確保と消化を計画していた。しかし、8月に入って「南海トラフ地震に関する臨時情報の発表」や大型台風の発生などにより備蓄需要が急増し、前年の供給量を大きく上回る需要が続いたため、在庫が急激に不足する事態となった。
2024年産米については、9月中旬から出回り始め、10月中旬にはほぼ出揃う見込みで、事態は徐々に解消されると予想されている。