米スーパー大手２社、合併中断＝コロラドやＦＴＣの提訴受け

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　【ニューヨーク時事】米スーパーマーケット大手クローガーによる競合アルバートソンズの買収計画を巡り、両社は合併を中断させることに合意した。競争が阻害されるとして合併阻止に向け提訴していた西部コロラド州のワイザー司法長官が２５日、発表した。両社は判決が出されるまで合併手続きを停止するという。

　報道によると、買収計画に関しては、西部ワシントン州など複数の州のほか、米連邦取引委員会（ＦＴＣ）もコロラド州とは別にそれぞれ提訴していた。

　米メディアによると、クローガーは米食料品販売で２位、アルバートソンズは４位で、買収が実現すれば米スーパー業界で過去最大規模になるとみられている。クローガーは２０２２年１０月、アルバートソンズを約２４６億ドル（約３兆７９００億円）で買収することで合意したと発表した。