関西フードマーケット 第2四半期営業利益は大幅増
関西フードマーケットが11月1日に発表した2024年3月期第2四半期決算(連結4月1日~9月30日)は、売上高が前年同期比3.3%増の1,911億円、営業利益は155.1%増の47億円となった。
第2四半期累計期間は、客単価が上昇したことに加え、客数が前年を上回ったことから既存店売上が伸長し、増収につながった。営業利益の大幅増は、イズミヤ・阪急オアシスの業績が改善したことによる。
会社別では、イズミヤ・阪急オアシスが、既存店売上4.0%増によって、売上高2.5%増の1,229億円を計上。売上総利益は11億円増加して331億円となった。売上総利益率は約0.2ポイント改善して26.9%。販管費が前年とほぼ同水準で推移したことから、営業利益は20億円増やして28億円に大きく伸長した。
関西スーパーマーケットについては、既存店売上が4.6%増で、売上高は3.6%増の651億円。売上総利益は9億円増やして172億円となった。売上総利益率は0.4ポイントアップの26.4%。販管費で1億円抑制したことから、営業利益は9億円増の20億円となった。