ヤマダHD、廃棄家電処分で共同出資会社設立=ミダックHDと
ヤマダホールディングス(HD)は18日、産業廃棄物処理を手掛けるミダックホールディングス(HD)と廃棄家電の処分を行う共同出資会社設立で基本合意したと発表した。
ヤマダHDは家電のリユースや再資源化事業の拡大を図っている。廃棄物中間処理施設や廃棄物最終処分場の運営ノウハウを持つミダックHDと提携し、廃棄物の増大に対応する狙いがある。 グリーン・サーキュラー・ファクトリー(仮称)を群馬県高崎市に8月に設立する予定。資本金は9000万円で、出資比率はヤマダHDが60%、ミダックHDが40%。
ヤマダHDは買い取った家電を修理してリユース品として販売する事業のほか、家電を解体して素材ごとに分別し、再資源化する事業を行っている。現在も最終処分を自社の子会社で行っているが、事業の拡大にともない処分量が増えることが見込まれるため、共同出資会社が補完するという。