日本アクセスが「近畿フローズンマザー物流センター」稼働を開始、大阪市此花区
日本アクセスは4月5日、大阪市此花区に「フローズンマザー物流センター」を新設、3月27日発注分より稼働を開始したと発表した。
フローズン業界では手荷役による長時間作業が一般化しており、長時間納品に起因した納品車両の長時間待機が課題となっている。
同社ではフローズン業界が抱えるドライバー不足や高齢化、長時間待機問題といった課題を解決し、大幅な効率化を図るべく「フローズンマザー物流センター」の取り組みを推進してきた。課題解決にむけて一貫パレチゼーション(積載物を出発地から到着地まで同一の輸送機器に載せたまま輸送、配送、保管などすること)を推進し、取り組みの拠点としてフローズンマザー物流センターを2022年1月に関東エリアに新設しました。
エリア内の仕入機能を集約し、生産・販売計画を共有し、車両単位・パレット単位での発注で一貫パレチゼーションを促すことで、納品業務の効率化とそれに伴うCO2削減を実現している。
同社は今後、関東エリアと近畿エリアを含め、第8次中期経営計画中に全国6エリアへの展開を予定しており、これらをプラットフォームとしたフローズン業界全体での一貫パレチゼーションを実現していくとしている。