【ニューヨーク時事】米コーヒーチェーン最大手スターバックスは20日、ラクスマン・ナラシムハン氏が同日付で最高経営責任者(CEO)に就任したと発表した。昨年9月の人事公表時には4月1日付とされていたが、今週23日の年次株主総会を控え、前倒しでの就任となった。
ナラシムハン氏はスタバの実質的な創業者で暫定CEOのハワード・シュルツ氏の後任。英日用品大手レキットベンキーザーのCEOを務めていたが、スタバの次期CEO就任が決まり、昨年10月に入社していた。
スタバを巡っては、近年加速した労組結成の動きへの同社の対応が注目されており、株主総会でも採り上げられるとみられる。シュルツ氏は29日、米上院委員会で労組問題について証言する。