関西フード、4〜12月期の営業利益は45億円 イズミヤと阪急オアシスが減益
イズミヤ、阪急オアシス、関西スーパーマーケットの3社を傘下に持つ関西フードマーケットが発表した2022年4〜12月期の連結業績は、売上高が2831億円、営業利益が45億円だった。
3社は21年12月に経営統合しているため前年同期との単純比較はできないが、イズミヤと阪急オアシスが減収減益、関西スーパーは減収増益だった。外出機会の増加によって内食需要が減退したほか、光熱費高騰などの影響を受けた。
3社の営業利益はイズミヤが29.4%減の16億円、阪急オアシスが32.1%減の11億円、関西スーパーが48.8%増の20億円だった。既存店売上高はイズミヤが3.2%減、阪急オアシスが6.7%減、関西スーパーが1.7%減と揃って減収だった。
同社は22年11月に通期連結業績予想を下方修正しており、今回は修正予想を据え置いた。23年3月期通期の売上高は3750億円、営業利益は65億円を見込んでいる。なお、傘下のイズミヤと阪急オアシスは4月1日付けで合併し、社名をイズミヤ・阪急オアシスに変更する。