【ニューヨーク時事】米コーヒーチェーン最大手スターバックスが2日発表した2022年10~12月期(23年度第1四半期)決算は増収増益となったが、売上高、純利益、調整後1株利益はいずれも市場予想を下回った。北米市場は好調だったものの、引き続き中国の業績がさえなかった。
世界全体の既存店売上高は5%増と、市場予想(6.75%増)を下回った。23年度の世界の既存店売上高見通しは7~9%増のレンジ上限近辺との予想を据え置いた。
◇スターバックス(SBUX)の決算の概要
22年10~12月 市場予想 前年同期
売上高 8,714 8,777 8,050
純利益 855 882 816
1株利益 0.75 0.77 0.72
※既存店売上高
全体 5%増
北米 10%増
中国 29%減
(注)売上高と純利益は100万ドル、1株利益は調整後、ドル。既存店売上高は前年同期比。市場予想はリフィニティブ調べ