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スマホアプリで食生活改善と食品ロス削減、ユニバース全57店で実証実験

ユニバースのスマートフォンアプリの画面一例
モニターが登録するデータや購入履歴などに基づいて、食材や食生活を提案する

 東芝データやサッポロホールディングス、日本総合研究所などは、青森県を地盤に食品スーパーを展開するユニバース(八戸市)の全57店で、スマートフォンアプリを活用した食生活の改善および食品ロスの削減に関する実証実験を始めた。

 レシピアプリ「うちれぴ」を通じて、食生活の改善、食品ロス削減につながる食材や食生活を提案し、モニターの行動変容に対する効果を測定する。モニターは事前に苦手食材を登録、その後、食卓の写真などの食生活データをうちれぴアプリで登録していく。

 アプリには、電子レシートサービス「スマートレシート」を介して、ユニバースでの購入履歴データが自動連携される。これらのデータを基に、うちれぴアプリが「朝食を食べる」「苦手食材を使った料理を作る」「ご飯を残さず食べる」といった提案である「クエスト」を提示する。

 クエストの達成条件をクリアすると、ユニバースで利用できる「RARAポイント」と交換可能なポイントが付与される。実証実験は1月17日から2月17日まで行う。事前募集したモニター100人とその家族が参加する。