ファーストリテイリング傘下のユニクロは９月20日から人工知能（AI）による商品や着こなし提案の試験運用を始める。
「ユニクロ IQ」と名付けたこの新サービスは、ユニクロのスマホアプリの新機能として提供する。AIを活用したチャット自動応答システム（チャットボット）が、利用者からの質問に答えて、その人に合った商品やコーディネートを提案する。この機能はグーグルのAI対話アプリ開発プラットフォームを使って、開発している。
今回の試験運用にはユニクロの会員約2000人が参加する予定。機械学習によってチャットボットの回答精度を高めながら、2018年春にはすべてのユニクロ会員が利用できるようにする計画だ。