ヨーク、高質スーパー「シェルガーデン」と初のコラボ店 東京・中野に
食品スーパーのヨーク(東京都江東区)は10月21日、東京都中野区の既存店を改装し、シェルガーデン(同千代田区)との初のコラボレーション店舗「ヨークフーズ with ザ・ガーデン自由が丘 中野店」としてオープンした。
両社はいずれもセブン&アイ・ホールディングス傘下の食品スーパー。ヨークの通常の品揃えに、シェルガーデンが得意とする輸入商品や高質商材を組み合わせて販売する。さらに、セブン&アイグループのイトーヨーカ堂やヨークベニマルなどの商品開発力を活かしたオリジナル商品も多数導入した。
改装に伴い、酒類、デリカ・スイーツの売場を大きく拡大した。特に酒売場は改装前の約3倍に広げ、ヨークとしては最大規模のスペースを取った。輸入ワインなど、シェルガーデンのバイヤーが選んだ商品を中心に約1260点を揃える。
デリカコーナーは、サテライトキッチンの活用やグループ会社との共同開発により、アイテム数を改装前に比べて約1.3倍に増やした。多品目のおかずを味わえる弁当や、指定農場で生産した卵を使った「紅雫だし巻玉子」、西武池袋本店の弁当・総菜店「リトルシェフ」のメインベンダーなどと共同開発した「One Up Deli(ワンアップ・デリ)」シリーズの総菜などを販売する。
そのほか、ヨーカ堂のオリジナル商品「シェフズレシピ」やヨークベニマルのオリジナル商品「レストランデリ」なども取り扱う。
ヨークフーズ with ザ・ガーデン自由が丘 中野店の売場面積は1145㎡で、営業時間は午前10時〜午後10時。半径1kmの商圏人口は約6万9000人となっている。