【そごう・西武】クラウドファンディングでニッチ型商品開発

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　そごう・西武は９月27日、インターネットで小口資金を募るクラウドファンディングを活用した商品化プロジェクトを始めた。

　同社の担当者が企画した商品に対して、ネットで予約注文を受け付ける。注文が目標金額に達すると実際に商品化して販売する。目標に達しなかった場合は、商品化しない。

　予約注文は、カルチュア・コンビニエンス・クラブが運営するクラウドファンディングのサイト「グリーンファンディング」で受け付ける。第１弾として同サイトに掲載したのは、1980年に廃車となった西武鉄道「501系」車両を再現したNゲージの模型（予定価格税別２万5000円、必要応募数800点）、ステンレス製のモダンなミニ仏壇（同10万円、50点）など５点。

　応募期間は１～３ヵ月を基本とし、2017年２月までに20件の商品化を目指す。売上げ目標は１億円。