【米ウォルマート】　５?７月期は営業増益、国内既存店堅調

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　米ウォルマート・ストアーズが発表した2016年５?７月期の業績は、売上高が前年同期比0.5％増の1208億ドル（約12兆800億円）、営業利益が1.6％増の61億ドル、純利益が8.6％増の37億ドルだった。

　米国事業の既存店売上高が1.6％増と堅調で、８四半期連続で前年実績を上回った。このうち、食品スーパー業態のネイバーフッド・マーケットの既存店売上高が6.5％増と特に好調だった。ただ、賃上げの影響などから同事業の営業利益は6.2％減の45億ドルだった。

　国際事業の売上高は6.6％減、サムズ・クラブ事業は1.3％減だったが、営業利益はそれぞれ35.2％増の17億ドル、10.3％増の４億7200万ドルに伸びて全体の増益に貢献した。

　なお、16年２?７月期では売上高は0.5％増の2343億ドル、営業利益は2.6％減の114億ドル、純利益は0.5％増の68億ドルだった。