〔決算〕ファミマの8月中間、純利益75.4%減=台湾売却の反動、光熱費圧迫

時事通信社
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 ファミリーマート(非上場)=2022年8月中間連結業績は、売上高に相当する営業収益が前年同期比3.9%減の2317億円、純利益が75.4%減の219億4400万円。

 前年、台湾ファミリーマート株式の売却益を計上した反動に加え、光熱費の高騰や中国事業の不振が収益を圧迫した。

 加盟店の光熱費の9割を負担していることから、エネルギーコストが前年より40億円増加。店舗改装費や物流に関するシステム投資もかさんだ。

 一方で、オリジナルの靴下などヒット商品が複数出たことから、国内既存店売上高は4.1%増。原材料高に伴うコスト増も「商品力強化による収益力向上で吸収できた」(佐藤誠経営管理部長)という。

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