【DCM】同業のケーヨーを子会社化へ、統合協議開始
ホームセンター最大手のDCMホールディングス(東京都品川区)は4月5日、同業のケーヨー(千葉市)と経営統合に向けた協議を開始することで合意した。2017年4月末までに統合契約の締結を目指す。
DCMホールディングスはホーマック(札幌市)、カーマ(愛知県刈谷市)、ダイキ(愛媛県松山市)の3社が経営統合して06年に発足、16年2月期の売上高は4462億円を見込む。ケーヨーを傘下に収めれば首都圏での地盤を強化できるうえ、6000億円を超える売上げ規模を持つことになる。
ケーヨーは近年、減収減益が続くなど業績が低迷しており、DCMグループに入ることで競争力の回復を図る。
両社は、商品の仕入れや物流の共同化、商品開発や店舗開発での連携など、業務提携についても協議を進める。