【農水省】　バター１万トンを追加輸入、脱脂粉乳も

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 農林水産省は５月27日、国内の生乳生産の減少で品薄が続いているバターと脱脂粉乳を10月末までに順次、追加輸入すると発表した。輸入量はバターが１万トン、脱脂粉乳が5000トン。

 最近の生乳生産については、北海道で増加傾向にあり、今年のバター・脱脂粉乳の生産量は昨年より増える見込みだが、年末のバター需要期には不足する懸念もあるため、輸入によって安定的な供給を確保する。

 農畜産業振興機構が６月以降に入札を実施して、事業者などに引き渡す。ただし、バター2000トン、脱脂粉乳5000トンについては、需給状況を見ながら同機構が供給時期を決める。