【外食売上高】 3月は4.6%減、洋風ファーストフードの苦戦続く

2015/04/30 00:00
Pocket

 日本フードサービス協会が発表した3月の外食売上高(全店ベース)は、前年同月比で4.6%減だった。土曜日と祝日が重なり、前年に比べて休日が2日少なかったことから2ヵ月ぶりのマイナスとなった。

 

 客単価は2.9%増えたが、客数が7.3%減った。

 

 業態別では、日本マクドナルドの影響が大きい洋風ファーストフード(FF)が19.6%減と大きく落ち込み、FF全体でも10.0%のマイナスとなった。セルフうどん店など麺類FF(3.5%増)や牛丼店など和風FF(0.9%増)はプラスだった。

 

 居酒屋(8.1%減)の不振でパブ・居酒屋も6.7%減と2ヵ月ぶりのマイナス。一方、ファミリーレストランは2.0%増で23ヵ月連続のプラス。ディナーレストラン(2.0%増)や喫茶(3.7%増)もプラスを維持した。

© 2024 by Diamond Retail Media

興味のあるジャンルや業態を選択いただければ
DCSオンライントップページにおすすめの記事が表示されます。

ジャンル
業態