エイチ・ツー・オーリテイリングは3月26日、傘下の阪急阪神百貨店の阪神梅田本店(大阪市)の建て替え工事について、土地建物を保有する阪神電気鉄道および阪急電鉄との協議の末、施行計画が決まったと発表した。
計画は阪神梅田本店が入居する大阪神ビルディングと隣接する新阪急ビルを一体的に再開発するもので、今年4月から売り場を縮小しながら工事を進め、2018年春頃に第1期オープン、21年秋頃に全面オープンする予定。工事中も売り場を縮小した状態で営業を続ける。総投資額は約450億円を見込む。
新しくなる阪神梅田本店の規模は延床面積ベースで約10万平方メートルと現在と同程度で、地下2階から地上9階に入居する。地上11?38階の高層部分にはオフィスが入る。