【イオン】 九州は業績下方修正、北海道では上方修正

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 イオン子会社のイオン九州(福岡市)とイオン北海道(札幌市)が2月20日、2014年2月期の通期業績見通しについて対照的な修正予想を発表した。

 イオン九州は売上高に当たる営業収益を80億円、営業利益を28億5000万円、それぞれ下方修正。この結果、14年2月期の営業収益は前期比2.9%減の2450億円、営業利益は90.5%減の2億5000万円になる見通しだ。年間最大の商戦期である12月中旬から1月にかけて売上げが計画を下回ったことが要因。既存店ベースでの売上高は昨年12月が前年同月比3.5%減、1月が2.6%減と振るわなかった。

 一方のイオン北海道は売上高で15億円、営業利益で2億円の上方修正を発表。14年2月期の売上高は前期比2.5%増の1558億円、営業利益は3.1%増の83億円となりそうだ。同社の既存店売上高は昨年3月から今年1月までの累計で1.8%増とプラスを維持、12月は0.4%増、1月は1.6%増と年末年始も堅調に推移した。

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