イオングループの食品スーパー、マックスバリュ西日本とマックスバリュ東海の2012年3~8月期の営業利益は共に増益予想から一転して減益の結果となった。
マックスバリュ西日本の営業利益は前年同期比17.2%減の24億円、MV東海は42.4%減の14億円だった。従来予想をそれぞれ約7億円、約11億円下回った。
両社とも既存店が苦戦したことが大きな要因で、既存店売上高はマックスバリュ西日本が1.5%減、マックスバリュ東海が1.9%減だった。業態の枠を超えた競争の激化などから価格対応を迫られ、粗利益率が悪化したことも利益圧迫要因となった。
売上高に当たる営業収益はマックスバリュ西日本が1.9%増の1274億円、マックスバリュ東海が1.7%増の831億円。グループ全体での開店時間繰り上げによる営業時間延長効果などから前年同期に比べて増収を確保したが、従来予想にはそれぞれ約5億円、約42億円及ばなかった。