米家電量販大手ベスト・バイが24日発表した2022年2~4月期決算は、売上高が前年同期比9%減の106億4700万ドル、純利益が43%減の3億4100万ドル。調整後の1株当たり利益は1.57ドルと、市場予想の1.61ドルを下回った。
2~4月期の国内販売はほぼすべてのカテゴリーで減少し、特にPC・ホームシアターが大きく落ち込んだと説明した。
23年1月通期の売上高は483億~499億ドルと想定し、従来の493億~508億ドルから引き下げた。1株当たり利益も8.40~9.00ドルとし、従来の8.85~9.15ドルから下方修正した。政府給付金などで過去2年間、需要が非常に強かった反動の影響も指摘した。
◇ベスト・バイ(BBY)決算の概要
22年2~4月期 市場予想 前年同期
売上高 10,647 10,405 11,637
純利益 341 376 595
1株利益 1.57 1.61 2.23
(注)売上高と純利益の単位は100万ドル、1株利益は調整後、ドル。市場予想はリフィニティブ調べ(ニューヨーク時事)