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【H2O】阪急うめだ本店を11月下旬に増床オープン、売上げ目標1900億円

 エイチ・ツー・オーリテイリングは4月17日、建て替え工事中の「阪急うめだ本店」(大阪市北区)を11月下旬に増床オープンすると発表した。

 増床後の売り場面積は建て替え前の6万1000平方メートルから約3割増えて8万平方メートルとなる。開業初年度の売上高は1900億円、別館の阪急メンズ館を合わせると2130億円を目指す。

 同社では2005年から建て替え工事を進めてきた。総投資額は600億円に及ぶ大プロジェクトで、物販面積の増床を2割にとどめる一方、非物販面積を2.3倍の1万6000平方メートルに大きく広げたのが特徴。それを象徴するのが地上9階から12階までの4層の吹き抜けで、高さ16メートルの広場を中心に多目的ホールやギャラリーなど情報発信のための施設を集結させる。

 建物は地下2階・地上13階建てで、地下2~地下1階が食品売り場、地上1~2階が婦人雑貨と化粧品、輸入ブランド品、3~6階が婦人服、7階が家具・生活用品など、8階が紳士服・スポーツウェア、9階がイベントホールなど、10階が趣味雑貨、11階がベビー・子ども服と着物、12~13階がレストラン街となる。