【食品スーパー】5月の売上高は2%減、全地域で前年割れ
日本セルフ・サービス協会、日本スーパーマーケット協会、オール日本スーパーマーケット協会の食品スーパー業界3団体が発表した全国の食品スーパーの5月の売上高(速報値)は、7553億円で前年同月比2.0%減(全店ベース)だった。4月の1.3%減に比べマイナス幅が広がった。
商品部門別では青果(0.4%増)と総菜(0.1%増)はかろうじて前年実績をクリアしたが、そのほかはすべてマイナスで、非食品(4.1%減)の落ち込みが大きかった。
エリア別では、4月に0.4%のプラスだった北海道・東北が0.3%のマイナスに転じたため、全地域でマイナスとなった。
3団体合同での販売統計の発表は4月から始まった。5月の売上高については3団体に所属する企業のうち268社が回答した。