エイチ・ツー・オーリテイリング傘下の阪急阪神百貨店は、東京・千代田区にある商業施設「有楽町マリオン」に出店している「有楽町阪急」を全面改装し、「阪急MEN’S TOKYO(メンズ・トーキョー)」として10月15日にオープンする。
大阪の阪急百貨店うめだ本店の別館として人気のある「メンズ館」を東京でも展開する。1階はカバン・革製品で国内最大級の品揃え、2階はモード系のカジュアル衣料を揃えるなどオンタイムからオフタイムまで所得水準の高いビジネスマンの需要に応える。
売り場は地下1階から地上8階で、8階には美容院やネイルサロン、カフェなどが入る。店舗面積は約1万1000平方メートルで、初年度の売上げ目標は120億円。
同じ有楽町マリオンの西武有楽町店跡には10月下旬にルミネが開業する。こちらも店舗面積は約1万1000平方メートルで、20~30代の男女をターゲットにしたショップ107店が入居する予定。
既存の有楽町マルイや松屋銀座本店、三越銀座店などとの競合が激しくなりそうだ。